ソロキャンパーにとって欠かせないギアの1つがシングルバーナー。しかし、しばらく使っているとガス缶が熱を持ち、熱くなることがあります。最悪の場合、やけどや爆発事故につながる恐れも。当然、思い出づくりどころではなくなってしまいます。
そんなシングルバーナーをより安全に、快適に使えるようにするのが「遮熱板」です。遮熱板はコンパクトで軽量なものが多く、また省スペースになるためソロキャンプやツーリングなどで活躍します。
この記事では人気のアウドドアブランド、ソト（SOTO）のシングルバーナーで使用できる遮熱板をまとめてご紹介します。初心者の方向けに遮熱板の効果や注意点を交えながら、アウトドアをより楽しめる選りすぐりの遮熱板をお伝えします。製品について正しく理解して、シンプルなアウトドア空間を心ゆくまで満喫しましょう。
目次
ソト（SOTO）レギュレーターストーブ ST-310
【サイズ】幅16.6×奥行14.2×高さ11cm
【重量】350g(本体のみ)
【収納時サイズ】幅14×奥行7×高さ11cm
【発熱量】2.9kW(2,500kcal/h)(ST-760使用時)
【使用時間】約1.5時間(ST-760 1本使用時)
【使用容器】SOTO製品専用容器(ST-760、ST-700)
【点火方式】圧電点火方式
ソト（SOTO）はアウトドア用のガスバーナーやストーブ、調理器具などを展開するアウトドアブランドです。ST-310はソロキャンパーに人気の製品で、ポケットに入るほどのコンパクトサイズと、台形に広がる4本脚が特徴です。ホームセンターやスーパーマーケットで購入できるガスボンベを使用するため、ツーリングや釣りなどでも使いやすいアイテムです。今回はこちらのシングルバーナーに合わせる遮熱板をご紹介していきます。
なぜ遮熱板が必要なのか？その効果は？
「シングルバーナーさえあれば充分じゃないの？」と思う方もいるかもしれません。確かにシングルバーナーはそのままでも使用できるのですが、調理器具から跳ね返ってきた熱（輻射熱ふくしゃねつ）がむき出しになったガスボンベに伝わっていきます。長時間使用していると、素手で触ればやけどになるほど高温になり、最悪の場合、ガスに引火して爆発する恐れもあります。
遮熱板をシングルバーナーに取り付けることで、調理器具から跳ね返る熱を遮断し、ガスボンベが高温になるのを防ぐことができます。また、遮熱板があると調理器具からの油や汁なども付着しづらくなりガスボンベを清潔に保てます。
ガスボンベを完全に覆うタイプであれば、そこを卓上スペースとして使うこともできます。コーヒーやメスティン、調理器具などを置いておけるので省スペースになります。荷物をコンパクトに抑えたいなら欠かせないアイテムの1つです。
ソト(SOTO) ST-310用の遮熱板おすすめ10選
Valieno 遮熱テーブル SOTO ST-310 ST-330 遮熱板 シングルバーナー用テーブル
【展開サイズ】長さ32ｘ幅21ｘ高さ8㎝
【収納サイズ】長さ21ｘ幅16ｘ高さ3.3㎝
【総重量】480ｇ
【本体重量】305g
【耐荷重】5kg
アルミ合金の素材は熱反射率が高く、輻射熱から効果的にガスボンベを守ってくれます。アルミならではのツルツルとした手触りも魅力です。脚は凹凸のある特殊な形状で、足場の悪い砂利や山などでも安定しやすい特徴があります。収納もコンパクトに収まるため持ち運びに大変便利です。油汚れなどはキッチンペーパーやウェットティッシュなどでサッと拭くだけでOK。手頃な値段も魅力の1つです。
Rmete 遮熱テーブル SOTO(ST-310)向け
【展開サイズ】長さ230mm、幅175mm、厚さ43mm
【収納サイズ】長さ320mm、幅200mm、高さ85mm
【重量】約665g
【材質】ステンレス製
曲面のデザインが特徴の遮熱板です。取っ手がついているので、二つ折りにするとカバンのように持ち運ぶことができます。専用の収納袋がありますが、無くてもラクラク移動できます。ステンレス製のため遮熱効果が高く耐熱性に優れています。表面についた汚れはサッと拭き取るだけで簡単に綺麗になります。
一期一会 シングルバーナー用遮熱テーブル
【展開サイズ】（約）長さ33.3㎝ｘ幅17.8㎝ｘ高さ7.8㎝
【収納サイズ】（約）長さ18.5㎝ｘ幅17.8㎝ｘ厚さ1.2m
【重量】約610ｇ
【最大重量】約5kg
【材質】ステンレス(本体)+ポリエステル(収納袋)
折りたたんだ時の暑さはわずか1.2cm。荷物の隙間や車の隅にラクラク収納できます。1.6mmの比較的厚みのある6本脚は重たい調理器具もしっかり支えます。脚がガスバーナーの火力調整レバーの邪魔になることもないので、火力調整もストレスなく行えます。ステンレス製で錆びにくく、長く使い続けることができます。
Rmally 遮熱テーブル
【使用サイズ】32×21×8cm
【収納サイズ】21×16cm
【重量】720g
【材質】ステンレス
安心感のあるしっかりしたつくりで、大きめの調理器具も不安なく乗せられます。ステンレス製の表面には陽極酸化加工が施されており、手ざわりがやわらかで、油汚れも布でカンタンに拭き取れます。組み立てや片付けも手軽にできるので幅広いアウトドアシーンで活躍します。
Samamixx シングルバーナー用遮熱板兼テーブル
【組み立てサイズ】約37×16×7.7cm
【収納サイズ】約30.5cm×16×1cm
【重量】約768g
【耐荷重】15kg
【材質】ステンレス(本体)+ポリエステル(収納袋)
コの字型の風よけが特徴の遮熱板。輻射熱を上に逃しガスボンベを守ります。放熱穴が施されているのでガスバーナーの火加減も確認しやすく、使い勝手も優れています。組み立て式は折りたたみ式よりもかさ張らないため、より小さくコンパクトに収めたい方におすすめです。
KoiHouse 遮熱テーブル
【使用サイズ】32×21×8.5cm
【収納サイズ】21×17cm
【重量】730g
【材質】ステンレス
無駄のないシンプルなデザインの遮熱板です。遮熱板として使うことはもちろん、使わない時はテーブルや物置きとして広く活用できます。砂利や山でも安定して設置できます。値段が割安なので「とりあえず試してみたい。」という方にはおすすめです。
NEOROSS 遮熱テーブル
【展開サイズ】（約）長さ34ｘ16.7ｘ8.4cm
【収納サイズ】（約）長さ17ｘ16.7ｘ2.8cm
【重量】約1052g(遮熱テーブルのみの重さは835g)
【板厚】約1.35mm
【耐荷重】10kg
【材質】ステンレス
差し込みできる風よけ板が大きな特徴で、幅広いシーンで活躍します。風よけがあると燃焼効率が良くなるためガスの節約にもなります。付属のプレート2本を取り付けるとメスティンや鍋、飯ごうなどのクッカーを安定して調理できます。ステンレス製なので耐熱性に優れ、汚れも簡単に落とせます。
SRECNO ST-310 SOTO シングルバーナー専用遮熱板
【使用サイズ】19㎝×16㎝
【収納サイズ】10㎝×16㎝
【重量】約240g
【接続部】1㎝
卓上スペースがいらない方は、遮熱板だけでも購入を検討しましょう。シングルバーナーにかぶせるだけでガスボンベの加熱を防ぐことができます。2つに分割できるタイプで収納も小さくまとまります。場所を取らないのでテーブルの上などでもシングルバーナーを使用できるようになります。
Camping moon ST-310 シングルバーナー用遮熱板
【サイズ】約幅16cm×縦17cm×厚み1.0cm
【重量】約130g
【材質】ステンレス304
こちらは六角形の遮熱板です。ネジ穴がついているため自分で板などを取り付けることができます。既成品では物足りないという方は、DIYでオリジナルのテーブルを取り付けてみるのも楽しみ方の一つです。また、クッカースタンドにも合わせやすく、自分のスタイルで楽しめるアイテムです。
遮熱板を使用し、キャンプを安全に楽しもう
シングルバーナーを安全に使うためには遮熱板は欠かせません。使い方次第で調理の幅が広がりキャンプをより楽しめるようになる便利アイテムにもなります。もちろん、遮熱板を取り付けたとしても、火の扱いと製品の使用方法には充分に注意しましょう。使ってみると意外と便利な遮熱板。ぜひ様々なアウトドアシーンでお試しください。