安全に楽しむために
FOR YOUR SAFETY
親子で安全にキャンプを楽しむための心構え
出発前の準備について
キャンプ場周辺の医療機関の場所、休日・夜間診療の担当医療機関の把握
- もしもの時に即座に対応できるように事前に調べておくと安心です。
ファーストエイドキット、常備薬の準備
- キャンプ場ではお子様が軽い怪我をすることが時折あります。意外とファーストエイドキットを持っていない方が多いので、お忘れにならないようご注意ください。
- 風邪薬、痛み止め、胃腸薬は大人もこどもも必要になるケースが多いです。保険証やお薬手帳も忘れずに。
キャンプ場MAPの確認
- 迷った際の集合場所、危険な場所へは行かない、一人で行動しない等のルールを予め決めておくとお子様も過ごしやすいでしょう。
出発からお帰りまでの気候状況と服装の準備
- お子様にとって厳しい環境になる場合は、無理をしないことも大切です。
- お子様が体温調節しやすいような重ね着を心がけてください。気象状況は常に変化しますので、事前に気象情報を確認して備えましょう。
危険な植物や生物、道具の使い方などの事前学習
- お子様にとっては植物も動物も興味の対象です。大人の方が危険性をしっかり伝えてあげましょう。
- 道具の扱い方もご家庭で事前に話し合いましょう。キャンプの設営や調理中など目を離す時間があることを想定して準備しましょう。
キャンプ場に着いたら
まずはキャンプ場のMAPを確認し、実際に場内を探索してください。
お子様には危険な理由を説明し理解してもらう事が重要です。理解してもらえれば迷子や事故のリスクは下がるはずです。
事前に探索してリスクを把握
- キャンプ場の範囲はどこまであるのか
- 出入りできる場所は何処にあるのか
- こどもだけで立ち寄っては危険な場所はどこなのか
- 迷い込みそうな場所は無いか
- スズメバチの巣や集まっている場所はないか
- 危険なものを把握
親子で楽しく学ぶために
学びの機会を奪わない
あれこれダメと禁止してしまうとお子様の学びの機会を奪ってしまう場合もあります。なによりお子様の楽しいと思う気持ちを損ねてしまう事にもなりかねません。キャンプに潜む危険を共有しつつ、十分な注意を払った上で、お子様の成長に合わせた挑戦をさせてあげてください。
親子で協力
食器洗い、テント設営、火おこしと段々と親子で協力してキャンプを楽しめる要素が増え、お子様の成長を肌で感じることができるのではないでしょうか。
無理せず余裕を持つ
お子様のキャンプデビューの年齢は様々ですが、無理には行かないという判断も大切です。
特に乳幼児は体調を崩しやすく、危険かどうかの判断ができません。さらに、保護者がキャンプに不慣れだと設営や撤収に多大な時間を要し、ゆっくり楽しむ余裕もないかもしれません。
テント泊を避け、お風呂/トイレ/キッチン等の設備が整った建物を利用するという選択肢もありますので、無理のない範囲で楽しんでください。
グループキャンプの注意
複数家族で行うグループキャンプでは、お子様だけで遊んでいる場合が比較的多く見受けられます。
年上のお子様が年下のお子様を見る状況は絶対に避けてください。
お子様だけで遊ぶことのリスク
- 上の子がゲームに夢中になり、面倒を頼まれた下の子が居なくなったことに気づかず迷子に
- 大人がテントの外で談笑している間にテントの中から出ていなくなってしまった
- 年下のお子様が怪我をする
よくあるトラブル
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迷子
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遊具での事故
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道路・駐車場の飛び出し
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やけど
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水の事故
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建物内のケガ
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道具によるケガ
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熱中症
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ハチ・虫刺され
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毒ヘビ